北大道新アカデミーは、地域の「知」のために、北大と道新グループが協力して2018年4月に開講した新しい学びの場です。学びたい、学び直したい、北大の研究に触れたい・・・北大の研究の今と、学びたい人をつなぎます。
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21世紀は生命科学の時代と呼ばれ、その飛躍的発展は人類社会に多くの恩恵をもたらすと期待されています。生命科学院で行われている最先端の研究を8人の教授陣がわかりやすく解説します。
◆開講日/9月~12月の第2・第4木曜 午後6時半~8時 【全8回】
◆場 所/北海道大学理学部5号館2階講義室(5-201)(札幌市北区北10条西8丁目)
◆受講料金/後期(9月~12月・8回)26,280円(税込)
◆入学金/2,000円(税抜)※道新アカデミー会員の方は入学金不要
● 中川 真一 教授 [分子生物学]
ゲノムDNAに書き込まれた情報がどのように読み出されどのように使われていくのか、最新の知見を紹介します。
● 木原 章雄 教授 [脂質生化学]
病原体の侵入を防ぎ、水分の蒸発を抑え、感染症やアトピー性皮膚炎などを防ぐ体表面の「糖質」。その仕組みを解説します。
● 比能 洋 教授 [生物有機化学]
人が服を着るように、細胞は「糖衣」という糖で覆われています。糖と生命の関りを最新の研究成果を交えて紹介します。
● 綿引 雅昭 准教授 [植物発生学]
普段は人の目につかない植物の「根っこ」。その発生の仕組みから、植物が「動かずに」ストレスに対抗する戦略を解説します。
● 相沢 智康 教授 [蛋白質科学]
タンパク質はたった20種のアミノ酸の組み合わせでできています。生命現象を担うタンパク質の役割について紹介します。
● 山口 淳二 教授 [植物科学・分子生物学]
すべての生き物は病原体から自らを守る仕組みを備えています。植物の防御システムをわかりやすく解説します。
● 黒岩 麻里 教授 [生殖発生学]
私たちの性を決定するX染色体とY染色体。その仕組みと働きについてお話しします。
● 尾瀬 農之 准教授 [構造生物学]
私達の体を作る分子は他のさまざまな分子を「見分けて」います。その方法と重要性をお話しします。
世界の人々は、ものごとをどのように感じ、判断し、行動しているのでしょうか。それは日本の私たちと、どのように違っているのでしょうか。社会科学系の講師陣とともに「人と文化」を科学しましょう。
◆開講日/9月~12月の土曜 午後1時半~3時 【全8回】
◆場 所/北大道新アカデミー講義室(札幌市中央区大通西3丁目6 道新ビル北1条館2階)
◆受講料金/後期(9月~12月・8回)26,280円(税込)
◆入学金/2,000円(税抜)※道新アカデミー会員の方は入学金不要
※文系は月替わりで一人の講師が2回連続で講義を行います。
● 川端 康弘 教授
[認知心理学]
国や文化の違い、性別、職業、芸術、その他趣味に関わる人の色識別力のすごさを紹介します。
● 川端 康弘 教授
[認知心理学]
人間は同じ感覚器官を持つのに、環境や個人の経験によって実はそれぞれの感じ方は大きく変わっているのです。
● 林 琢也 准教授
[人文地理学]
住民にとって「世界遺産」になることの意味とは?住民の生活空間が観光空間となることの功罪を考えます。
● 林 琢也 准教授
[人文地理学]
地域づくりは住民自身による「新しい仕組み」の創造です。地域づくりと農村移住のあり方について考えます。
● 笹岡 正俊 准教授
[環境社会学]
日々使うコピー用紙の3枚に1枚の原料はインドネシア産といわれます。その生産現場で何が起きているのでしょうか。
● 笹岡 正俊 准教授
[環境社会学]
インドネシア・セラム島で有用性の高い多様な森を作る山地民の暮らしから、自然をまもることの意味を考えます。
● 結城 雅樹 教授
[社会心理学]
「個人主義文化」の欧米人は意外にも「集団主義文化」の日本人より対人関係に積極的です。その謎を解きます。
● 結城 雅樹 教授
[社会心理学]
時代の流れの中で世界の国々の文化や人々の心理はどう変化してきたのか。グローバル化の中での心の変化を探ります。